2010/03/09

路上と落書き

ケース1 両国付近の靖国通りにて。


自宅近くにて発見。「警察署」
まさか、本当に警察の人が書いたとも思えませんが、
ここで一つの疑問が残ります。
なぜ「警察署」という字を選んだか。

路上に落書きをするような人は、主に子供。
それも小学校低学年がいいところでしょう。

それが、いきなり「警察署」です。
当時の僕なら、「バカ」や「コマネチ」が限度。
あとう〇こ、ち〇こなどのシモネタが関の山。

そんな低学年が「警察署」という画数も多い字を
しかも漢字で書くでしょうか。
それとも漢字を知っているガキ臭い大人でしょうか。

この落書きを書いた人間は、
文字通り、路上に大きな「事件」を残してくれました。







ケース2 岩本町駅ホーム掲示板にて




 友達と待ち合わせ。
少し遅れるというので、ホームでいろんなポスターなどをうすらぼんやり
眺めていました。

すると、伝言掲示板のすみっこに、チョークのあと。
掲示板には黒板消しを入れるようなケースは付いているものの、
黒板けしも、チョークもありません。
長い間掲示板にも何も書かれていないような感じです。

それは、こんなやりとり。

「中村さん ばいばい」

「また明日!」

「こんど、食事にいこうよ」

「OKです!」

11/9「さようなら」

・・・・・


思わず、思い考え悩んでしまうようなやりとり。
中村さんとこの方は、あまり親しくはないけども、
お互いに何か惹かれるものがあったのでしょう。

何かのきっかけで、この掲示板でやり取りを行うことに
なったのです。

まず、2人はどこかで待ち合わせます。
そして、帰り際、1人が掲示板に書き残す「ばいばい」と。
そしてもう1人が「また明日!」と。

この「また明日」も考えられずには入られません。
そう、彼らは毎日顔をあわせているのです。
でもやりとりはこの掲示板。

誰かに悟られてはいけない間柄なのでしょうか。

そして、打ち解けた2人はとてもフランクになります
「こんど、食事に行こう」「OKです」と。


とてもなか良さそうに、幸せそうな2人に
突然の別れがやってきます。
「さようなら」と。

「OKです」まで、フランクに打ち解けたはずが、
いきなり他人行儀。そして、別れの挨拶。

男女の仲とは難しいものです。




そうこうしているうちに、友達がやってきました。
その友達は少し寒そうな格好をしていました。

2 件のコメント:

  1. 「また明日た!」(「た」が多い)
    というのも(笑

    返信削除
  2. 確かに!!(笑)
    気がつきませんでした。。

    これは再考察の必要があるかもしれません。。

    返信削除