先日、隔週で行われていた、
マチヅクリ×店セミナーが最終プレゼンをもって修了しました。
定員20名のうち、最終プレゼンターは9名。
僕の発表は最後から2番目。
普段は宇都宮での受講でしたが、
プレゼン場所はオーナーがメイン講師も勤めている、日光珈琲にて。
僕のプランとして簡単に言えば、
コレクションサイクルを越えたバイイング手法の確立と
地産素材を使ったオリジナル商品の提案。
難しく言えば、こんな感じで、簡単に言えば
ブランド古着と栃木オリジナル商品が購入できるお店。
コメンテーターの皆さんは、今回のために集まってくれた
地元でまちづくりを実践している、NPOの方、大学教授
企業家など。
反応は僕の予想を超えるものでは決してありませんでしたが、
それでも地元の人たちに「ファッション」で盛り上げることへの
抵抗感、リアクションが確認できて良かったです。
3~5年を目処に実践したいと考えているので、
今回はこういった方々と繋がれただけでも良かったです。
発表後、メンバーと朝まで飲んで、解散。
迎えを待つ途中、コンビニに立ち寄って缶コーヒーを買いました。
レジに立つおじさんは白髪の初老。
レジに商品を打ち込むことなく、頭の中で計算しながら
おつりを出してきました。
一瞬、「大丈夫か?」と思ってしまいました。
というのも、レジにきちんとバーコードを読み取り、
電子化しないと、どの商品が売れたかわからないし、
おつりも合わないことになりはしないかと考えたから。
でもよくよく考えてみると、昔通っていた駄菓子屋なんかは、
こんなこと普通だった。
マチが便利化されて、その象徴がコンビニだったりしますが、
便利化された分、コミュニケーションの希薄化も否めないと思っています。
コミュニケーションの代替が貨幣なんだよなぁと思います。
そのおじさんはそんな現代のやりとりを拒否することによって
僕に違和感を与えました。
管理下されているレジを使わず、彼は自分の頭で計算し、
おつりを渡したことで。
彼はビジネスしたいんじゃなくて、コミュニティーを形成しているんじゃ
無いかと、少し甘めの缶コーヒーを飲みながら考えました。
>彼はビジネスしたいんじゃなくて、コミュニティーを形成しているんじゃ
返信削除>無いかと、少し甘めの缶コーヒーを飲みながら考えました。
これ、響いた。
コメントありがとうございます☆
返信削除プレゼン最後の挨拶で陣内先生が
「スローなビジネス」と言っていたのが
結構感慨深いです。
難しそうだけど、今後不可欠なものでは
無いかと勝手に考えています。
>プレゼン最後の挨拶で陣内先生が
返信削除>「スローなビジネス」と言っていたのが
>結構感慨深いです。
僕も思いますよ。
多くの人が、アウトプットを焦りすぎだと思う。僕もいつの間にか焦ってたりするので。
スローなビジネスってもしかしたら、アウトプットするまでの時間(勉強したり、体験したりとか)を大切にするビジネスかもしれないと思いました。
スローだけど、大変だと思うよ。