2010/04/30

spoken words project 2010AW fashion show...

本当にたまたまの、友人のお誘いを受けて、
VACANTで行われた、spoken words project
のファッションショーに行って来ました。




6時半ころに到着し、7時過ぎにショーは始まりました。
 一瞬真っ暗になり、徐々に明るくなると、4人のモデルさんが登場。


4人のモデルさんは各々の位置に立ちながら、ダンボールに入った洋服を
着替えては、巡回し、また位置に戻っていきます。


デザイナー、飛田さん自身によるスタイリング。




着替え終わった洋服は壁にかけられ、ショーの終了後には実際に触って
見られるような仕組みとなっていました。


染めに発泡プリントなど、秋冬にも関わらずカラフルなコレクションと
なっており、ストール、マント類はメンズでもいけそうなデザインです。

個人向けの受注会も行っているらしく、2010年5月2日まで
NOW IDeA by UTRECHTにて開催。

http://www.nowidea.info/
東 京都港区南青山5-3-8パレスミユキ2F
TEL 03-6427-4041






その後、六本木ヒルズは54階
森美術館へ。



一通りの鑑賞後のビールはやはり美味しいです。
この日は霧がすごくて、遠くの夜景はおろか、真下も見えないくらい。
夜景が見えず残念と思われるかも知れませんが、
地元商店街の衰退を招き、捻じ曲がった開発から見える
光の地平線を見なくて済んだのはある意味運が良かったのかも知れません。








話はショーに戻ります。

ショーでは料理も振舞われ、ご飯がものすごく美味しくて、
話を聞いてみると、なんとケータリングの提供者は飯島奈美さん。

そうです、あの「めがね」や「かもめ食堂」の美味しそうなご飯たちを
作った方です。

単にすげー。と
そして、東京の魅力とはこういうところにあるんだなと改めて再確認
した夜でした。


ほぼ日刊イトイ新聞にちょうど、飯島さんのインタビューなどが
掲載されています。




また別に日に、パリでずっと活動されていた方々と
お話を頂くことがあり、その一人がものを売るためには今後
顧客に対して疑似体験をしてもらう必要があると
言っていました。

飯島さんの出された料理を食べたときに、思わず
表情が綻んだのが正にそれだと思いました。

食に関していえば、忙しい毎日にファーストフードは欠かせない存在であり、
体に悪いと思いつつもなかなか改善できないことが多々あります。

ただ、こうやって彼女が出してくれたご飯を食べることによって、
食べることの喜びを思い出し、食べることの重要性を見出すことが出来ます。
それに伴い、食に対して掛ける時間をコストも自然と増えるものとなるでしょう。
感動は理屈ではないし、理屈では人は動かない。
ファッションも兎角こうあるべきであると思います。

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