2010/04/09

シーマンを知っていますか? Book

先日、新宿のアネックスに行ったとき、
本から陶器、洋服までセレクトしているお店があり、
思わず平積みになっていた本を買ってしまいました。

ジャンルに拘らずセレクト出来る自由さや、
逆にそこまでの差別化が求められるのは、
東京ならではだと思います。




買った本といえば、
「ハンバーガーを待つ三分間の値段」と題するもの。
勝間さんの本を読んだ後だったので、徹底したコスト意識を
したビジネス本かと思いましたが、そうではありませんでした。

作者はゲームクリエイター。
一大ブームを作った「シーマン」の企画者です。
シーマンをいかにエンドユーザーに受け入れてもらったのか、
その点も書かれています。
他に僕が中学の時に熱中した「タワー」も作っていたみたいで、
ちょっと感動しました。


ゲームを作る上で必要な思考スキルに関して
作者の目に映るモノ・現象を通して綴ったものでした。

人間の行動をbitに換算する思考や、
うしろめたさに関する考察など
発想の転換といったエッセンスがぎっしり詰まっています。

一つ一つの文章量が少なく、ブログを文庫化したような
内容ですが、巻末に「ほぼ日刊イトイ」にて執筆したものだったみたいです。
なるほど、面白さが尚一層わかったような気がします。


0 件のコメント:

コメントを投稿