2010/04/22

東京都現代美術館 Hussein Chalayan 


行ってきました。
題して「ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅

フセインチャラヤン15年間のクリエイションが一同に見ることが出来る、
国内初の個展となります。

洋服の展示のほか、ビデオインスタレーションもあり、
ここでしか見ることが出来ないものがたくさんありました。

過去のコレクション映像もミュージアムショップ、NADiffの隣で
流れており、チケットを買わずとも全コレクションの映像が
見られるほどの太っ腹ぶり。

それだけ、入る価値のあるものがたくさんありました。



正直、洋服だけ興味のある人にはあまり面白くない
内容になっているかもしれません。

展示の多くはコレクションテーマを色濃く反映した
オブジェであったり、映像であったりします。

リアルクローズとして登場する洋服はほんの数体。
ただ、彼ほど日本でのセールスとクリエイションに
乖離が見られるデザイナーも珍しいと思うので、
そういう意味では、今回の個展は初めて
フセインチャラヤンなるデザイナーを紹介できる
場所になったのでは無いでしょうか。

以前、何かの雑誌でフセインチャラヤンの
パタンナーが特集されている時があり、
その方は日本人女性で10年近く一緒に
仕事をされているとか。

「布地に三つ穴が空けば、それが服になります」
とコメントしているときがあって、なんとも印象を受けたのを
覚えています。



生憎の雨でしたが、ゆっくり見るには絶好の天気でした。
帰りにHIBINO KODUEのハンカチを買いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿