2010/04/22

東京都現代美術館 Hussein Chalayan 


行ってきました。
題して「ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅

フセインチャラヤン15年間のクリエイションが一同に見ることが出来る、
国内初の個展となります。

洋服の展示のほか、ビデオインスタレーションもあり、
ここでしか見ることが出来ないものがたくさんありました。

過去のコレクション映像もミュージアムショップ、NADiffの隣で
流れており、チケットを買わずとも全コレクションの映像が
見られるほどの太っ腹ぶり。

それだけ、入る価値のあるものがたくさんありました。



正直、洋服だけ興味のある人にはあまり面白くない
内容になっているかもしれません。

展示の多くはコレクションテーマを色濃く反映した
オブジェであったり、映像であったりします。

リアルクローズとして登場する洋服はほんの数体。
ただ、彼ほど日本でのセールスとクリエイションに
乖離が見られるデザイナーも珍しいと思うので、
そういう意味では、今回の個展は初めて
フセインチャラヤンなるデザイナーを紹介できる
場所になったのでは無いでしょうか。

以前、何かの雑誌でフセインチャラヤンの
パタンナーが特集されている時があり、
その方は日本人女性で10年近く一緒に
仕事をされているとか。

「布地に三つ穴が空けば、それが服になります」
とコメントしているときがあって、なんとも印象を受けたのを
覚えています。



生憎の雨でしたが、ゆっくり見るには絶好の天気でした。
帰りにHIBINO KODUEのハンカチを買いました。

2010/04/20

日光 Nikko

前回のブログの続きです。


二日酔いのぐらぐらした感覚で外に出てみると、先日とは打って変わって
気持ち良いくらいの晴天。

朝食後散歩に出かけました。










味噌に黒砂糖を塗した米粉の団子。
すごくおいしかったです。他におでんも頼みました。
Kさん、Tさんご馳走さまでした。








日光珈琲にてランチの後、友人を今市駅にて見送り、
迎えを待つ間にベンチに座ろうとすると上のものがありました。


たまごとバナナ
「某氏のものなので食べないでください。駅長」とありました。

僕の悪い癖で、いつもキョロキョロしてしまうのですが、
いつもキョロキョロしているだけに、こういったものを見つけることができます。



これはきっと面白い反応が見られるだろうと思い、
このたまごとバナナの隣に座ることにしました。

そうすると、みんなが気がつくわけじゃないのですが、
ポツリ、ポツリとこの「現象」に出会う人たちがいます。

ある老夫婦は笑いながらこの駅長のメモを読み、
集団でやってきた少年達は「リアルにたまごとバナナがある!!」
と叫び、、
またカップルは「気持ち悪い」と一蹴しました。


日常とかけ離れているものを見れば、思わず笑って
しまうこともありますし、逆に気持ち悪いと思う時もあるでしょう。
非日常だから、少年達はリアルという言葉を使ったんだと思います。

文章も「食べないでください。」とあるのもなんとも深い言葉です。
い今時拾い食いするひとなんて殆どいないと思います。
そこに敢えて食べないでとお願いをするわけです、
芸人の前フリのように。

駅長はきっと、こそっと影から誰かが食べるのを
待っているんじゃないだろうかと思いました。



街中には面白いものが転がっているものです。

2010/04/19

金曜日の雪 snow


先週の金曜日は、用事のあと実家に帰るんで
東武線から電車に乗っていると、
雨からいつの間にか雪へ。


桜も満開に近い季節に、積もるほどの雪。




春って見た目は、暖かそうでも実際寒い日が多かったりしますが、
ビジュアル的にもかなり寒い。

母が、満開の桜積もる雪なんてめったに見れるもんじゃないと
言って少し興奮していました
この時期に降る大雪は栃木では30年ぶりとのこと。





次の日は宇都宮へ。
先日のパーティで知り合った方を訪ねて。








そのまま3月まで受講していた、マチ店講座の方々と日光へ。
弥生祭を見に行ってきました。






生憎の天気のため、一部中止となる箇所があり、
また出店などもあまり無い状態ではありましたが、まったりとみんなと
過ごすことができました。

続きます。

2010/04/14

鉄骨といえば。 SUNTRY

昔懐かしい、鉄骨飲料が近くのスーパーで置いてありました。


名前の他「トクホ」という権威も引っさげて帰ってきました。



あまりにも懐かしいので、早速you tubeで当時のCM
を検索すると出てきました。



このスーパーの一角には「懐かしい」と「新しいの出たんだ」
という二つの感情が混じっていることでしょう。

当時の歌はなんどもCMでリピートされ、いやでも頭に
残っていました。

その後、サントリーは94年にC.Cレモンを発売。
これも発売当時爆発的に人気で、どの自販機も
「売り切れ」表示だったことが今でも覚えています。

C.Cレモンの「味」は
既に「定番化」すらしているでしょうし、
こういった過去の商品に対して付加価値を
付けて再発売できる強みといったものは、
大企業足らしめる実力と矜持があるんだろうなと
思いました。






話が変わりますが、最近PCを買い換えました。

PCの用途としては、撮った写真の加工、ブログと
SNS位なので、さほど高いスペックを必要しなかったので、
6年近く買い換えることなく使っていました。

さすがにしんどいので価格.comで調べて
購入しましたが、使いなれたPCとは
少しキーボードの位置が違ったりするので、
なかなか不便ではありますが、さすがに処理能力は
格段に違います。

一日のうち結構な時間をPCに使っているので、
PCの性能によって、
大きなタイムロスになるようであれば早めに買い換えたほうが
結果的にお得なのかもしれません。

2010/04/13

Gris Gris showroom from Pris in Tokyo

フランスで活躍する日本人デザイナーなどが中心となる
展示会「Gris Gris」が4月12日から15日まで、恵比寿で行われます。


何かと縁を感じた展示会ですので、遊びに行こうと思っています。

WARMIなるニットのブランドがありますが、全てハンドメイド、
シリアルナンバー職人のサイン付といった、 現代のトレンドと
逆行するようなモノヅクリをしており、とても惹かれるものがあります。

今から楽しみです。

2010/04/09

Edwina Horl AW10-11  SCHONEN/いたわり

エドウィナホールより、
秋冬コレクションのメールが届きました。

スイス人によるギャラリーso+baギャラリーにて。
一般向けの展示会はいつもこのギャラリーで行われており、
日本の中の日本人と外国人の比率が入れ替わる
なんとも非常にユニークなひとときになります。

お時間のある方は是非。

今回のテーマである、「SCHONEN」

ですが、このローマ字を見て???と
なった方、正解。

しょうねんをローマ字にするなら、SHONENでしょう。
Cが邪魔なんですが、ドイツ語の発音で言う
しゃ、しゅ、しょ、はSCHで表現されます。

ドイツ人デザイナー、
stephan schneider然り。

ちょっとした小話でした。

___________________________________________________________________ 

SCHONEN / いたわり
___________________________________________________________________ 

EDWINA HÖRL'S NEW COLLECTION "SCHONEN" WILL BE ON SHOW
OPENINGPARTY & PERFORMANCE
___________________________________________________________________ 

date: Friday, April 23, 2010 
2010423日(金)
time: 8:00pm - 11:00pm
location: so+ba   5-29-20 kyodo, setagaya-ku, tokyo 156-0051
場所: so+ba   156-0051 東京都世田谷区 経堂 5-29-20
持ち込み・差し入れ大歓迎です。
_______________________________________________________________

exhibition: 2010424日(土)∼ 2010425日(日)11:00-20:00
_______________________________________________________________

contact:  edwina hörl
www.edwinahoerl.com 受 注会も兼ねております。
_______________________________________________________________





Edwina Hoerlなるデザイナーを知ったのが6年前。
当時インターンシップを行っていたベルリンの展示会に
参加することが決まり、インビテーションを受け取ったことが
きっかけ。

「裸の王様」と題したテーマにコレクション写真が
転写されたトイレットペーパーがDMになっていました。

なんともユニークなデザイナーで、オーストリア人にも
関わらず東京在住というクリエイション活動にも興味が惹かれました。
展示会会期中は、生憎あうチャンスが無かったのですが、
日本に帰国後、とある展示会で偶然に会うことがあり、
そこから、ドイツ語で会話できるアドバンテージもあって、
毎回展示会に行くようにな感じになっています。


シーマンを知っていますか? Book

先日、新宿のアネックスに行ったとき、
本から陶器、洋服までセレクトしているお店があり、
思わず平積みになっていた本を買ってしまいました。

ジャンルに拘らずセレクト出来る自由さや、
逆にそこまでの差別化が求められるのは、
東京ならではだと思います。




買った本といえば、
「ハンバーガーを待つ三分間の値段」と題するもの。
勝間さんの本を読んだ後だったので、徹底したコスト意識を
したビジネス本かと思いましたが、そうではありませんでした。

作者はゲームクリエイター。
一大ブームを作った「シーマン」の企画者です。
シーマンをいかにエンドユーザーに受け入れてもらったのか、
その点も書かれています。
他に僕が中学の時に熱中した「タワー」も作っていたみたいで、
ちょっと感動しました。


ゲームを作る上で必要な思考スキルに関して
作者の目に映るモノ・現象を通して綴ったものでした。

人間の行動をbitに換算する思考や、
うしろめたさに関する考察など
発想の転換といったエッセンスがぎっしり詰まっています。

一つ一つの文章量が少なく、ブログを文庫化したような
内容ですが、巻末に「ほぼ日刊イトイ」にて執筆したものだったみたいです。
なるほど、面白さが尚一層わかったような気がします。


2010/04/08

イースター Ostern

ドイツからレジデンスで来ている知人より、
イースターのチョコをもらいました。

この時期になると、スーパーには卵型や、
ウサギを模したチョコレートが並びます。

イースターとはキリストの復活祭。

バッグからひょっこり


モッズコートからひょっこり


窓際にひっそりと。。



こんな風にして、僕のイースターは過ぎていきました。



2010/04/05

カバンをもらう。 Present

同居人が引っ越すというので、車に荷物を運ぶさなか。

なんとも可愛いバッグがあって、

一言、

「ちょうだい。」と言ったら、くれました(笑)


LAの留学時代にオーダーメイドで作ったカバンらしいです。


LAの大学卒業後、僕の帰国とタイミングを同じくして
今住んでいるルームシェアに入ってきました。
入居したのもほぼ同時期。そして彼女は昨日出て行きました。



大切に使おうと思います。

2010/04/02

皇居へ Imperial Palace

最近ずっと、こんな調子のブログですが、
すみません、桜を見に、皇居へ。

いつもは九段下や竹橋から歩いていくのですが、
この日は東京駅から。

どこでも近い。



入園も無料ですし、なによりキレイに整備されているのがうれしいです。
なんとも都市に生きる人間の発言で時々嫌気が差しますが、
無料で便利が手に入るのはすごいことです。




到着は3時過ぎだったので、小一時間ほどの滞在。



その後は、マラソンを走る人たちを横目に、焼き芋食べて。。。



シャボン玉を吹く少年達に心癒されました。








昔、岩井俊二がパレスティナを訪れるレポート番組を
見たことがあり、最後に氏が

「平和とは空気のようなもので、無くなって初めてそのありがたみが分かる。」

というような言葉を残し、感銘を受けたことを覚えています。
ただ、何気ないこういった休日や休息にも平和を感じることが
出来ます。

平和の定義は人それぞれでしょうが、
こういう風景を楽しむことで、また明日も頑張ろうと
僕はまだ思えます。




それと、一緒にいた友人が「東京」と名が付いているのだから
それ相応の発展を遂げているべきなのではないか、
もっと、人とお店が交流する場であるべきなのでは無いかと
聞いてきました。

何を以って「発展」と答えるかは、これも人によって違うでしょう。
確かに東京には、丸ビルなどがあり、そこにはショップもスーパーも
あります。

ただ、この友人にはそういった形態はなんの魅力も感じさせない。
むしろ浅草や上野アメ横などの雑踏な感じのようなものに
魅力を感じているのかもしれません。


東京は誰のものなのか。

違う友人の言葉を思い出しました。