2010/02/19

喫茶店という語感

「喫茶店」という言葉に非常に惹かれるものがあります。
少し不道徳で、不純な匂いも残しつつ、
哀愁の雰囲気が漂う言葉。


小伝馬町から徒歩3分ほど。
「いづみ」はそこにあります。

電気の切れた看板は一見さんを断るかのような立ち振る舞い。
しかも2Fにあるので、ますます行きづらい。



コーヒー×カレーセットなど、食合わせを度外視した定番メニューも然ることながら、
ワールドビールという、時代の風潮にマッチした商品戦略。流石です。


店内もピンボールがあります。
常連のおじさんが毎日のようにプレイボール。

看板娘は、娘と言うには既に数十年経っており、
時々昼寝をしています。

ちなみにブレンドで380円。








馬喰町界隈は
ART+EATを初めとし、フクモリにOne drop
と若者向けのおしゃれなカフェが点在しています。

背景にギャラリーがデザインオフィスが入ってきたことが
上げられますが、
昔からいる問屋の人たちや、地域住民が入っているかと
いうとそうでもなく、わざわざ来るお客さんが多いような
気がします。

と、難しいことは気にしないで、
こういう昔風味の「ダサい」喫茶店に
僕は憧れるのです。

2 件のコメント:

  1. 漫画で「喫茶をするために…」という台詞にときめいたのを思い出しました。

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  2. コメントありがとうございます。

    なんという漫画ですか?
    僕は好きなので、是非読んでみたいです。
    ときめきたいです。。。

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