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「世界を変える」というだけあって、
どう、変えたいのかを確認するためにちょっと期待。
知り合いが少しだけ関わっているイベントでした。
個人的な感想としては、デザインではなくてアイディアなのかなと。
「世界を変えるアイディア」と言葉を置き換えれば、
展示されたプロダクトに対して、そのアイディアを評価出来たのかなと。
たとえば、ライフストローと言ったストローの浄水器
清潔な水を簡単に飲むことが出来るプロダクト。
これなんかはODAからのどーんとでかい浄水場を
設置するよりはるかに評価できると思います。
プロダクトとして優秀なものはたくさんあるかと。
適材適所と言うか、上記のように、現地で調達・製造出来る物も
あったので、これは雇用機会の創出にも繋がります。
でもでも、なんだか小手先感というか、
根本的な解決に結びついていないというか。
言葉の力とは凄いですね、
大学の先輩にこの話をしたら、
「つまり、ソーシャルインパクトが足りなんだね」と。
おお、なんだかこのモヤっとしたものが一気に解決。
人間言葉にして初めて物事を理解できるのかも知れません。
人を集めるために無料だし、六本木ミッドタウンでやってます。
ただ、それゆえに
なんだか「デザイン」「世界を変える」という言葉に
酔って帰るお客さんが多かったような気がします。
こういったものに眼を向けるために、
入り口の入り口はそれでいいのかも知れませんが、
でも、それじゃダメだろうって思ってしまいます。
最後に、ソーシャルインパクトがどれだけあるのか
といったものを判断基準にする場合、
それが有用かどうかは受けて側に譲渡されるわけです。
つまり、受けて側の感度がよくないと、素晴らしい
プロダクトであっても評価されることは無い。
多分、同じ日、同じ時間位に六本木にいました。世界を変えるの方は、行けなかったけど、新国立美術館のオルセー美術館展とルーシーリー展を見てきました。
返信削除オルセー美術館展は、著名な画家、ピカソとかゴーギャンとかゴッホなど名のある絵が多かったです。それは、良いのですが、見に来ている人たちは、何を見に来ているのだろうという印象を受けました。レンタル出来るヘッドホンで聞く説明の機械ばかり聴いて絵を見てない人。絵の題名や描いた人に引っ張られてピカソだから凄いとかそんな感覚で見ている人。もっと違う視点で見たら良いのになと思いました。
長くなっちゃった。
見たまんま楽しめれば良いんですけどね。やっぱり「正解」を求めてしまうんでしょうね。権威主義というか、解説ってすごいですよね。誰かの解釈なんでしょうけど、それがデフォルトされてるっていう。
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